Nettle(Stinging) / イラクサ科 Urtica dioica
ヨーロッパではギリシャ時代から植物療法として長く親しまれてきたハーブで宿根草。茎は繊維として衣服やロープなどに利用された。山菜のアオミズやウワバミソウと同じイラクサ科の植物。
草丈は肥沃な場所では2m位まで達します。若葉にはビタミンやミネラル、葉緑素が豊富で多くの薬効があると言われています。葉を加熱調理したり、乾燥させるとトゲが落ちます。乾燥葉をハーブティーに使います。
若葉を乾燥させてハーブティーにしたり、春の若葉は山菜のようにゆでたり、スープにしたりソテーして食べることもできます。ハーブティーは、緑茶に似た味わいがあり、ビタミンやミネラルを多く含みます。肝臓や腎臓、前立腺に良いとされます。根や種子も利用される。
3~5月、9~10月
ドイツ
2025年5月
50%以上
なし
なし
3~5月、9~10月
セルトレーかポットに数粒の種をまき浅く土を被せて育てます。発芽したら適宜間引きして1本にしたて、本葉が5~10枚ついた頃、株間40cm程度に1本定植します。冬は枯れて地上部が一旦なくなりますが、春先から肥大が進みます。
有機質に富む日向〜半日陰を好みます。茎や葉には細いトゲがあり、ギ酸を含むので、収穫する時は長袖・手袋を着用し気を付けて下さい。あまり人の通らない場所に植えることをおすすめします。