Tsurumi Eggplant / ナス科 Solanum melongena S.
備前市鶴海地区の地方品種。来歴は不明。地区の農家が旅先から持ち帰った種子で栽培を始めたと言われ、明治中期には栽培されていた。
中長形のナスで、熟期は晩生。果皮色が赤紫色を呈し、市場流通では敬遠されるが、果皮は歯切れが良く果肉が柔らかい。佐土原や緑茄子と比べ耐暑性劣る。本種は、農薬・肥料不使用の自然農法で採種したタネ。
肉質軟らかく、煮付け、焼きなす、浅漬けなどにして大変美味。
2〜4月(温床)5月(直播)
栃木県
2025年12月
75%以上
なし
なし
夏から秋。
温床育苗では2月から。直播きの場合は5月以後。
20~30℃(要変温)
発芽には日中30℃前後、夜間20℃前後の温度変化が必要。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度が保てるように。
最低10℃以上
露地への定植や播種は、地温が18℃以上と充分温かくなってから行う(開花直前〜開花始めの頃が定植適期)。畦幅90~100cm、株間60cm位で定植。高温乾燥期は敷藁し灌水するなど水分維持に注意する。(過湿に成りやすい畑では高畝に。
ナスは自家受粉性なので交雑はほとんどしない。2、3蕃目に着いた充実した種果を黄褐色になるまで枝につけ、完熟果を収穫後日陰で追熟。切り開いてタネを出し水洗する。切開する前によく揉み込むとタネが出しやすい。
長命種子の代表である。(5年以上)
新種は休眠でやや生え揃いにくいことがある。
1日日に干し、1週間陰干し乾燥後、低温低湿度で保存。