Narikoma Makuwa uri Melon / ウリ科 Cucumis melo var.Makuwa
滋賀県近江の伝統野菜。マクワウリは他家受粉性が強いので交雑しやすく、各地に様々な品種が生まれている。
他品種に比べやや晩生ですが、栽培容易な多収穫品種。果実は楕円球形で、完熟すると果実とつるが離れます。メロンの香りと西瓜のようなみずみずしさでシャリがあり、甘くておいしい。
生食。 畑でヘタがつるから離れるのを待って、完熟果を収穫する。
4月中旬~5月下旬
奈良県
2023年10月
85%以上
なし
塩基性塩化銅・食酢浸漬各1 回
7〜9月
直播きは4月中旬~5月下旬。(移植に弱いので直播きが良い)
15℃以上(25〜30℃最適)
畝幅1.5m、株間1mに数粒ずつ点播し、ポリキャップで覆う。
薄く。
25〜30℃
発芽後間引いて1本にし、本葉4、5枚で摘心し、子蔓3本仕立にする。子蔓を7、8枚で摘心すると、孫蔓に成り花(両全花)が付く。盛夏の高温に強く生育旺盛で露地でよく育つがウリハムシに注意する。ハウスメロンに比べ追熟がきかないので、畑で熟してから収穫するが。貯蔵性が低いので適期収穫に努める。
他花受粉性が強いので交雑しやすい。特にシロウリや他のメロンと簡単に交雑する。採種したい成り花が蕾の時に袋かけし、開花する午前中に他株の雄花を取って受粉してやると良い。
ウリ類は比較的長寿命(4、5年)である。
マクワウリは採種後しばらく休眠することがあるという。
採種後水洗して日陰で乾燥し低温低湿度の場所に保管。