Tsuda Turnip / アブラナ科 Brassica rapa
藩主の交代で近江の日野菜かぶなどが出雲に入り、気候風土で姿を変えた。松江近くの津田村で17世紀半ばには栽培されていたと言う。
島根県出雲地方に伝わる伝統野菜。土中部分の根(写真の白い部分から先)が曲り、全体が勾玉状になるユニークな形の紫紅色のカブ。肉質緻密で柔らかく、生でかんでも甘味がある。
浅漬け、甘酢漬け、ぬか漬け。収穫後水洗いしてから土中に入っていた根の先端を切り落とし、一週間ほど寒風に当てて干してから葉ごと漬け込む。
8月下旬~9月
イタリア
2022年6月
80%以上(*発芽率がやや低くなっております。予めご了承下さい。)
なし
なし
10月下旬~12月。
8月下旬~9月。
15~20℃、最低温度4〜8℃、上限は40℃
スジ蒔きまたはバラ蒔き。
発芽まで湿度が保たれるくらい。1cm程度。
15~20℃前後
早生でス入りが比較的早いため、晩秋いつまでも温かい年はス入りに注意する。耐病性・耐寒性は中程度。漬物業者との契約栽培の場合、収穫は播種後60日を目安に、根の直径6,7cm、葉長45cmの基準にあうものから順次収穫し、水洗して根の先端を切り、雨よけした横木にかけて一週間干してから出荷する。
他のアブラナ科野菜との交雑に注意する。形状肉質の良い蕪を株間を開げて植え替え菜の花を開花させる。種の莢が褐色に完熟したら刈り取り、乾燥させて脱粒する。
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
莢で完熟させ、粒をよく天日乾燥させた後はほとんど無い。
よく乾燥させ、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。