'Whole Celery' / セリ科 Apium graveolens
南欧、西アジア原産。食用は17世紀イタリアから。本種は、アメリカ、コーネル大学が育成したコーネル619からカネコ種苗が改良育成。
一般にセロリ。日本の気候に適応した黄色系と緑系の中間品種の中生コーネル619の改良系。肉厚ですじが少ない。一株2kg、草丈4、50cm。播種から収穫までは長く、4ヶ月を要する。
サラダ。煮込み料理。茎を切り離し、節ごとに切り筋を取る。葉も炒め物や汁の具などに使える。
6、7月
静岡県
2021年10月
70%以上
なし
なし
高冷地で7~12月。愛知など暖地で11~6月。
高冷地3~4月。暖地1~2月(春まき栽培)5~6月上旬(夏まき栽培・寒冷紗育苗)
13℃〜15℃
同じセリ科の人参に準ずる。高温乾燥では発芽しない。
好光性。覆土せず新聞紙をかけ、濡らしておくと良い。
12℃〜24℃(18℃前後)
立枯れ病に弱いので、発芽前オーソサイド粉衣し無菌の用土に箱まき。涼しい場所で育苗する。本葉5、6枚で株間15cmぐらいに定植する。(深植えしないこと)
最良の株を越冬させ、トウ立ちさせた枝に白い傘のような花が咲く。完熟したら刈り取り、日陰で2週間以上乾燥させる。
低温低湿度の好条件下なら5年くらい寿命がある。
採種後2、3ヶ月の休眠期がある。
充分乾燥し、お茶の缶に入れ低温低湿度で保存する。