Shogoin Fushinari Cucumber / ウリ科 Cucumis sativus
華南型と華北型の雑種として江戸時代から明治にかけて京都の聖護院で成立したと言われるが、来歴は定かでない。
春系節成胡瓜の代表品種。耐病性強く作りやすい。果実の長さ20~25センチ。
生食、サラダ、漬物用。
3月(温床)4、5月(露地)
インド
2021年10月
85%以上
なし
塩基性塩化銅・食酢浸漬各1回
夏~秋
温床で3月。露地で4。5月。
25~30℃
露地の場合、晩霜がなくなったら一カ所に2、3粒ずつ点播。
15℃以上の地温を保持し、乾燥しないよう。
昼間25〜28℃、夜間13℃、地温の適温20℃
胡瓜の根は2m長さに伸びるが浅根性なので乾燥に弱い。極度に乾燥すると、曲り果や苦味果が発生することがあるので、敷き藁や灌水で乾燥を防ぐ。また低温期には雌花がよく付くが、高温になると雌花の着生が悪くなる。(節成でなくなる)
完熟果を縦割りし、スプーンで種とわたを取り出す。ボウルで一昼夜発酵させ、軽く泡立つ程度に少量入れた中性洗剤の泡が無くなるまで水洗する。後はほぐしながら天日で一日乾燥。
4年以上。(長命の部類)
ない(発酵中、雨水が入ると発芽することがある)
よく乾燥させたら低温低湿度の場所に保管する。