Shin-Nishimachi Daikon Radish / アブラナ科 Raphanus sativus
尾張の方領大根が江戸で各地の大根と交雑して練馬大根に変わり、周辺の埼玉で西町大根になったと推察される。
埼玉県特産の西町理想大根を山間地に合うよう50cmくらいの短かめに改良した。根身太く、耐病性あり播種後80日ぐらいで収穫できる。畑に長く置いても硬くならず(ス入りは比較的早いので適期収穫を心掛ける)、肉質軟らかく煮食はもとより沢庵にも向く。
おでんなどの煮物。沢庵漬やべったら漬などの漬物。切干しなど大根料理なんにでも向く万能大根。
8月下旬〜9月中旬
埼玉県
2023年7月
85%以上
なし
なし
11月から12月。
8月下旬〜9月中旬。
15〜30℃
株間30cmに点播。瓶底を圧し円にまくと間引きが楽。
1cm位。発芽には暗い方がよいので完全に覆土する。
17〜25℃
畦巾60cm、株間40cmぐらいに点播し、順次間引いて一本立ちにする。完熟堆肥等有機質の多い膨軟、通気性のよい土作りをする。在来種の大根はウイルスに強くないので、早まきは避ける。また遅くまで置き過ぎるとスが入るので注意。適期収穫を心掛ける。(適期に抜いて干し大根にし漬物用とする)
形状の良い物を複数株残し、間隔を空けて植え替える。開花後、完熟した莢を刈り取り脱穀して日に干し乾燥する。大根同士は交雑しやすいので注意する。
よく乾燥したタネならやや長命の部類(〜4、5年)
無い。雨期に刈取が遅れると莢の中で芽を出すので注意。
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ密封し冷蔵庫の隅に。