
F1は出荷用。家庭菜園には命が継続する固定種をどうぞ。
※当店の看板の『火の鳥』は、故手塚治虫先生と(株)手塚プロの許諾を頂いています。
※昨年2022年のホームページはこちらに移動しました。
野口 勲の講演等出張予定。
(コロナ禍と老化現象のため、遠方に赴く講演依頼は、お断りしています)
(実店舗の営業時間は、午前10時より午後7時までです)
[最終更新日/2023/3/21]
遺伝子組み換え作物は、ほとんどが家畜飼料用として出回っていますが、最近の品種改良技術であるゲノム編集でできた野菜類は、
人の食用として開発され、野菜市場での表示義務もありません。
アメリカ産ゲノム編集トウモロコシも、既に日本で流通してるか?

「日本種苗新聞」3月11日号より
「野菜の種はこうして採ろう」(創森社2008)の著者船越建明氏が
長年管理されてきた広島県農業ジーンバンクが、2023年3月末で
廃止され、収集した12,000点余の固定種・在来種のタネが廃棄と
3/17の中国放送のTVnewsで報じられたと、お客様からメール!
広島ジーンバンクは以前訪問し、種子保管庫等のご指導を頂いた
が、保存されているタネは県所有で県民にしか分け与えられない
ため、保管状況を拝見するだけで帰途に着いたのだが、船越先生は
まだご健在なのだろうか?廃棄されるというタネを少しでも分け
て頂ければ、広島に伝わる命を全国に広げることができるのだが。
[2023.3.19]
『月刊文藝春秋』の新聞広告を見て、早速妻に買ってきて貰った。
70P近い巻頭特集だが、一読落胆。野菜のタネに全く触れていない。
春、日本中から一日180件注文が来ても、固定種の認知度はゼロか。


[2023.3.10]
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ホームセンターや園芸店対象の園芸業界誌『グリーン情報』が届きました。 |

[2023.2.28]
岡山の在来日本南瓜「備前黒皮」を「地理的表示(GI)制度登録」?
「地理的表示(GI)制度」とは、地域の特産品を地域の知的財産と
して保護する制度で、農水省によって認定されると、これまでの
登録商標制度の下では認められなかった「地域名プラス商品名」を
地域で独占でき、地域ブランドとして地域起こしに貢献します。
在来野菜を守ってきた人々にとっては、長年の苦労が報われる
制度と言えるかも知れません。反面、「備前黒皮南瓜」という名を
岡山に独占されるので、これまで復活を応援し、余剰種子の販売
を引き受けてきた当店では今後「備前黒皮南瓜」の名を使えない
わけで、何とも「痛し痒し」です。「備前黒皮南瓜振興協議会」が、
地域に残る在来種保存に真摯に取り組んで来たことは認めるし
今後の方向性も信じていますが、地域経済振興という大義名分で
いつ何時「京野菜」のような生産性重視のF1雑種ばかりになって
しまわないか?という危惧を捨て去ることができません。「名より
実。生命が持続してこそ伝統野菜です」と、農水省に強く訴えたい。
[2023.2.19]
2/17付「東京新聞夕刊」によると、栃木県特産の干瓢がピンチと。
生産量がピーク時の3%に減ったという。生産を復活するために、
品種改良で「タネ無し夕顔」を作り出す必要もある。と、干瓢問屋。
タネ無しスイカのような三倍体処理を考えているのか、タネ無し
ブドウのようなホルモン処理を想定しているのかわからないが、
雄性不稔F1化を目指しているのでなければいいのだがと、思った。

そういえば昔、クロレラ工業で講演した時、タネ無しブドウの苗木に
クロレラ原液を葉面散布や土壌灌注するとタネが復活すると聞いて、
「クロレラのミトコンドリアが、ジベレリンで傷ついたDNAを治したんでしょう」
と言うと、社長も専務も「講演をお聞きして私達もそう思った」と。
[2023.2.17]
樂/ラー「あそぶ」吃/チー「食べる」購/ゴー「買う」。ラーチーゴー日本!
台湾・香港の旅行者に日本の固定種野菜を食べられる飯能の店を
紹介するサイト「ラーチーゴー飯能」がアップされました。
繁体字中国語の「ラーチーゴー」は、台湾・香港人対象の観光情報サイト。
[2023.2.14]
日本種苗協会より「ゲノム育種研究を効果的に推進させるソリューション」
というウェビナー(ウェブセミナー)の案内が来ました。詳細はこちら。
タネ屋限定のウェビナーかも知れませんが。(モチロンウチハサンカイタシマセン)
[2023.2.9]
2/7(火)15:30より約2時間、オンラインショップのメンテナンスを行いました。
昨夜のTVはBSプレミアム「大路通天!〜中国横断・ヒッチハイクの旅」。
NHK現場で育った中国人ディレクターが四川省をヒッチハイクする旅の後編。
北京から来た漢民族ディレクターを同乗させたチベット人の困惑の表情、
宿に料理を用意しても「行く」と約束したチベット人が誰も来ない等
チベット人と中国政府の反目が期せずして垣間見える。目的だった
チベット入国が誰もできない「ゼロコロナ政策」は、現在どうなったのか?
共産党一党支配下で習近平の意向最優先の内政と、マイノリティーたち。
事情通の中国解説番組より、一目歴然の貴重な報道番組だった。
[2023.1.29]
【Boys, be ambitious like this old man.】
1/27夜10時よりサッポロクラシックビールを飲みながら、NHKTVばかり。
【農民画家・坂本直行】龍馬の末裔、北海道開拓から自然画家ヘ。
【発掘・キャンパスミュージアム・北海道大学】クラーク博士の言葉の続きが!
「少年よ大志を抱け。この老人のように」ダッテ!?マダ51歳ナノニ!?
『Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.』
「少年よ大志を抱け。この老人のように。金のためでなく。
私欲のためでもなく。名声というくだらない思いのためでもなく。
人はいかにあるべきか。その道を全うするために。大志を抱け。」
深く感じ入り寝ようと思ったが、【映像の世紀・20世紀の幕開け】
トルストイがロシアの民衆にモミクチャニ歓迎される映像にまず驚嘆。文学者が
英雄だった時代が20世紀なのか!?そして82歳のトルストイと40歳の
ガンディーの文通!!「非戦・非暴力主義」二巨人の魂の共鳴が美しい。
やがて20世紀は大戦争の世紀となるのだが、21世紀になっても、
平和国家が戦禍に巻き込まれない途は見つからないのだろうか?
一木一草に魂を感じる日本人の感性が全生命の未来を大切にする
国創りへと向いた時、生命の揺籠として日本が評価されるのでは?
そんなことを考えながら500ml2本、350ml2本飲み終え、カアチャンに
叱られながら寝たのだが、この老いぼれは「己の大志」の夢も見ず。
[2023.1.28]
【悲報】人気品種「ステラミニトマト」が今年は入荷しません!
昨夜、育成元であり輸入元のタカヤマシード様よりFAXが入りました。
驚いて電話したところ「ウイルス検出」ということのようです。
今頃は焼却処分か。(中国採種になってから嫌な予感はしてた)
「在庫ゼロ」ということなので、nicoの明石さんのタネが貴重。
注文殺到が予測されるので「お一人様一袋限定品」にしました。
一人でも多くのお客様にお届けしたいので、ご了承ください。


[2023.1.26]
娘が3人の孫と夫の実家に年始に行ったり、スタッフが帰省した時、
クリスマスの凄惨な殺人事件が話題に上ることが多かったらしい。
あれからちょうど一ヶ月。殺人鬼の動機は、全く解明されない。
捜査員に心を閉ざしていても、寝て見ているのは、どんな夢か?
強盗殺人グループの黒幕ルフイもどんな夢で誘い、仲間を集めたか?
クモも魚も夢を見るらしい。プーチンの夢も覗きたい。キリスト、釈迦は?
因みに我が初夢は、山道を迷い彷徨う人々を黙って観察してた。

(2023/1/25付け「東京新聞・埼玉版」より)
山田孝之さんが丹後で行う原点回帰お米づくりの記事紹介。
[2023.1.23]
「東京新聞」夕刊1面につくば市の農産種子ジーンバンク記事。

[2023.1.23]
日経BPから「木村秋則と自然栽培の世界」中国版が届いた。
2010/6、同社刊の原本に忠実に訳してあるようで、野口勲
の名(簡体字ではこう書くのか)も見えるが、読める訳がない。


日本文と並べたら面白いと思ったので、店内を探したのだが、
以前オンラインショップで売っていたはずなのに一冊も見あたらない。
在庫担当に聞くと「あまり売れないので最近は入れてない」と。
日経でも絶版のようで、やむなくamazonで買ったら¥3,980.!
「まさにプレミアムがついてますが、重版はかけづらいです」と担当。
「自家採種したタネは環境に馴化する」という主旨の僕の文を
皆様に読んで頂きたいので、amazonから届いたら併載します。

・・と、ここまで書いたらスタッフが「1冊ありました」amazon..(泣)


以下野口記述部分をスキャンして掲載します。古い本なので読みにくいです。スミマセン。





[2023.1.13]
[朋あり遠方より来たるまた楽しからずや2]小料理「さかえ」。
脚の衰えで遠出を避け地元飯能で昔馴染みを迎える横着年始。

上写真左より野口勲、nico初代会長(自然食品サンスマイル)松浦智紀、同級生のママ辻川栄、著書「タネが危ない」をまとめて頂いた工藤憲雄元日経新聞出版局総務、「固定種野菜の種と育て方」共著者でnico二代会長(関野農園)関野幸生の面々。

[2023.1.10]
1/8夜、NHKスペシャル「超・進化論/微生物」。嫌気性微生物の
「アーキア」が好気性細菌を飲み込み、ミトコンドリアにしたという。
これによって動物、植物、菌類他の真核生物「アーキア界」が誕生。
(動画をiPhoneカメラで写真撮影したが、フォトショップで開けない。
NHKオンデマンドの著作権保護機能が強化されたか?参ったなぁ)
今まで講演の際は「嫌気性細菌がミトコンドリアを呼び込んだのか、
好気性細菌が自ら飛び込んでミトコンドリアになったか20億年前の
ことなので不明」と、言ってきたが、2006年に日本海溝で腕を
伸ばした「アーキア」が発見されたことにより、嫌気性古細菌「アーキア」
が、シアノバクテリアによって酸素が増大した海底で生き残るために
好気性細菌を取り込んで、ミトコンドリアとして共生させ、酸素供給
させるようになったというのが、学会の定説になったようだ。


飲み込まれた好気性細菌は「アーキア」の体内で増殖。細胞分裂を
促して多細胞生物を生むと共に細胞一つ一つの中に数百数千
存在するミトコンドリア(ギリシャ語で糸状の小さな物)となって生命
エネルギーATPを供給し、免疫を司どり、生物に進化をもたらした。
購入したまま積ん読だった、「アーキア生物学」を読まねば・・・。

[2023.1.9]
1/3の「農業新聞」配信で知った小川誠「稲の多年草化栽培」が
農文協[田舎の本屋さん]から届いたので、スタッフの小野地君に
「この本知ってる?」と見せたところ、「持ってます」との答えに

「エッ!?」聞くと「(ウチニ)来る前に相模原に研修に行った」と。マタ、
「小川さんカラノ発芽クレームmailに、野口さん返信してますヨ」
あららまったく忘れてる。「デ、この多年草化栽培ヲどう思う?」
「問題は冬期湛水です。周囲の農家の理解が難しい」湧水脇か、
排水先の川近くの水田しか実現性に乏しいということノヨウダ。
「ハッピーヒル(ウルチ)」を栽培している同君に多年草化に向いた品種
を選んで貰いたいと思ったが、冬期湛水というネックがあったか。
[2023.1.8]
【野口のタネ・野口種苗研究所】全員揃って新年の仕事始め。
休業中に届いた463件のご注文を順番に発送し始めました。

写真左から発送担当1=岡島、同2=岡部、経理=野口ミツコ、代表=野口イサオ、在庫担当1=小野地、2=山川、3=清水。
本年もよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
[2023.1.6]
浅野 陽(ミナミ)・哲示ご夫妻の手作りカレンダーが届きました。
飯能から房総に移ってもう何年・・・忘れず居て下さって感謝。

[2023.1.5]
午前中は新聞を読みながらコーヒーを飲み、タバコを一服。
ネットで日本農業新聞メールマガジン「アジアで稲の多年草栽培拡大」
を読み「田植え、草取り、肥料、農薬…全て不要」に驚く。日本で
も神奈川・相模原の農家が7年前から実践しているそう。ウーム。
時代は確実に経済拡大より自然と生命の循環に向いている。
昼からのTV・BS1「人類誕生・未来編」を観るため自宅食堂に。


今年の正月の暖かい陽射しと穏やかさには、感謝するばかり。




カアチャンの固定種野菜の雑煮にも、息子買置きのビールにも感謝。

感謝してるんだから、「黙って飲んじゃった」って怒るなドケチ。
[2023.1.3]
クリスマスに美杉台で起こった凄惨な事件により、昨年末は、
鬱々とした思いに包まれていました。30才で郷里・飯能に帰り
見合い結婚して長女が誕生してから勧誘されて青年会議所に
入り、広報紙編集の過程で当時の市長から「10万都市構想」を
知らされ、旧市街地を取り巻く巨大開発計画の存在を知って、
「天覧山付近の自然を守る会」を結成。自然保護運動にのめり
込んだのでしたが、時を同じくして進行していた住宅公団の
現在の美杉台団地計画には、まったく目を向けておりません
でした。西武の計画を断念させるためには「開発反対でなく、
市民にとって大切な場所だから守るのだ」というスタンスで
敢えて目を瞑ってきた結果、無事完成したのが美杉台でした。

造成中は「狸が多数埋められた」などという声も耳にしたが、
分譲開始後はレベルの高い団地と目され「住民も満足だろう」
と思ってきましたが、まさか「風光明媚な地」を気に入り転入
してきた米国人夫と日本人妻とその娘の三人を、街開きから
入居し、小学校から通っていた殺人鬼が殺してしまうとは!
健康や才知に恵まれ、自然環境に包まれていても、心の奥底
に潜む、得体の知れない怨念を抑えるすべは無かったのか?
小学生の時読んだ手塚治虫「地球の悪魔」(旧題「地球1954」)
は、狸が多く住む平和な田舎町の地下に核戦争に備えた安全
都市を築こうとする政府と、秘密を盗もうとするスパイに煽動
された住民と、都市を設計した科学者と軍事化を目論む謎の
怪人「地球の悪魔(Demon of Earth)」が、同一人物で、人類滅亡
を企みつつ阻止する二重人格という摩訶不思議な展開でした。
時代の要請が産んだ、理想の住宅都市といえども、人工都市と
いうものは、歪んだ人間性を育んでいるのかも知れませんね。
さて、これだけでは「新年のご挨拶」にふさわしくないので、
令和5(2023)年の干支は「みずのとう=癸卯(キボウ)」だとか。
寮や他人に「人格否定」されても、ミトコンドリアが元気な食べ物を
食べ、明るい明日へと「絶望しないで癸卯のタネを育てよう!」
[2023.1.1]
野口 勲2023年度講演予定(青字は他の出張予定)
(コロナ禍と老化現象のため、遠方に赴く講演依頼は、現在お断りしています)
※下記日程以外は、年末年始の休み以外、原則年中無休の店、または隣の自宅におります。
営業時間:a.m.10:00〜p.m.7:00
(コロナ禍と老化現象のため、遠方に赴く講演依頼は、現在お断りしています)
※下記日程以外は、年末年始の休み以外、原則年中無休の店、または隣の自宅におります。
営業時間:a.m.10:00〜p.m.7:00
日時 |
会場 |
主催 |
2023/2/21(火)10:00〜13:00 | 飯能市市民会館2F会議室202 | 熊谷市/自然栽培学習・関野塾 |
2023/4/9(日)10:00東長崎駅集合 | トキワ荘ミュージアム→池袋ライオンビアホール | 川越高校同窓会(在京初雁会) |
2023/4/10(月)15:00〜 | 狭山市/埼玉石心会病院 | ペースメーカー動作確認? |
日本全国の家庭菜園で、旬の美味しい伝統野菜を、安全に育てるお手伝いができるように。
…と、願って始めた自家採種を勧める固定種専門店 野口のタネ/野口種苗研究所のホームページです。
当地・飯能市は、東京近郊の中山間地帯という土地柄、お客さまの大半が家庭菜園の方です。
1929(昭和4)年の創業以来94年、三代続いて自給用野菜作りのお手伝いをしてきました。
固定種の伝統を守りつつ、地方野菜もご紹介し、日本の食文化を復活したいと考えています。
…と、願って始めた自家採種を勧める固定種専門店 野口のタネ/野口種苗研究所のホームページです。
当地・飯能市は、東京近郊の中山間地帯という土地柄、お客さまの大半が家庭菜園の方です。
1929(昭和4)年の創業以来94年、三代続いて自給用野菜作りのお手伝いをしてきました。
固定種の伝統を守りつつ、地方野菜もご紹介し、日本の食文化を復活したいと考えています。
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●目次● (更新の止まっている古いページがあります)
〒357-0067 埼玉県飯能市小瀬戸192-1 野口のタネ/野口種苗研究所 地図
代表者/野口 勲(のぐち いさお) E-Mail:tanet@noguchiseed.com
Tel.042-972-2478/Fax.042-972-7701
代表者/野口 勲(のぐち いさお) E-Mail:tanet@noguchiseed.com
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郵便振替口座:00190-6-648557 野口種苗研究所(のぐちしゅびょうけんきゅうじょ)
ゆうちょ銀行以外の銀行からお振込みの場合:
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店・当座 0648557 野口種苗研究所
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